プログラム活用事例
防災 地震の発生に合わせ、避難訓練以外にも防災紙芝居を実施
学校法人京都産業大学すみれ幼稚園
『保育者の問いかけにさまざまな反応を示しながら紙芝居を見てくれました。』
- 報告者
- 教務主任 野口先生
- 実施日時
- 2022年6月20日(月)
- 参加者
- 3歳児 22名
<目的>
ベルマークの活動をしている役員の保護者のかたの紹介で、ベネッセこども基金の活動を知りました。近頃地震が発生していることも鑑み、避難訓練以外でも防災に関する知識を少しでも高めてほしいという思いで活用させていただきました。子どもたちもニュース等で地震のことを知っているため、紙芝居は身近な教材となりました。
<内容>
6月に起こった能登地方の地震の話も含めて、避難訓練でやったことを思い出せるように導入を進めました。「しまじろうの紙芝居」だと伝えると、身近に感じたようで喜んでいました。
避難訓練のときの約束事を実際に子どもたちがしてみたり、先生の話を聞いて行動することを覚えていたりと、子どもたちは興味を示してくれました。紙芝居を読んでいる間も、教師の問いかけにさまざまな反応を示しながら見ていました。 内容も楽しく、「あおにんじゃ」も興味深く見ていましたが、3歳児にとっては話が少し長く感じました。
<感想>
児童
- だんごむしのポーズが上手にできたよ。ぐらぐらしたら頭をかくすんだよ。
- 昨日地震があったのを知っているよ。地震こわいな。「あおにんじゃ」、おぼえたよ。
教員
- 自然災害は、いつどこでどんな時に起こるか予測できないため、実際に起こった際に混乱を最小限に抑えつつ、子どもたちの命を守ることの重要性を再認識しました。子どもたち自身にも自分の命をどう守るか、いざという時にどう行動すればいいかを、紙芝居という身近な教材で視覚的にわかりやすく学べる良い機会になったと思います。