プログラム活用事例
防災 わかりやすい紙芝居で、安全な避難の練習
広島県呉市 児童発達支援事業所 どりーむ
『特性のある子にも理解しやすく、最後まで座って聞くことができました。』
- 報告者
- 竹村先生
- 実施日時
- 2022年7月19日(火)~21日(木)
- 参加者
- 子ども5名、職員4名
<目的>
実際に災害が発生した際、安全に避難できるようにし、避難のしかたに慣れさせていきたいと考えていました。 子どもたちにわかりやすい教材がないかとインターネットで探していたところ、この紙芝居を知り、活用することにしました。
<内容>
机を置き、その前にイスを並べて紙芝居を読みました。読みながら、子どもたちにときどき問いかけながら進めました。
紙芝居を読んだ後、実際に頭を押さえて「だんごむしのポーズ」をしながら机の下に隠れる練習をしました。 紙芝居後、保護者には施設利用時に災害が発生した場合の避難場所の説明を行いました。
<感想>
教員
-
特性のためイスに座っていられない子も、最後まで座って見ることができました。しまじろうのまねをして、頭を手で押さえたり、忍者のようにつま先を立てて歩いたりして身を守る行動を練習していました。
特性のため、お話を少し短くし、わかりやすい言葉で行いました。概ね伝わっていたように思います。しまじろうが親しみやすいキャラクターだったので良かったです。
避難訓練の動機付けに、わかりやすくてよい教材だと思いました。
保護者
- 親しみやすいしまじろうの紙芝居を使ってお話してくれたので、子どもが理解しやすかったです。
- しまじろうがお母さんと会えたところでは子どもがこちらを見ながら嬉しそうにしていました。
- 親しみやすいキャラクターだったので、長いお話でも最後まで座って聞くことができていて嬉しかったです。