公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 防災館見学の前日に予習として紙芝居を読み聞かせ

社会福祉法人青梅みどり福祉会 かすみ保育園

子どもの安心・安全を守る活動

『子どもたちにもわかりやすく、身を守るポーズをすぐに覚えてまねていました。』

報告者
年長児クラス担当 桑原先生
実施日時
2023年1月12日(木)
参加者
年長児18名

<目的>

翌日の卒園遠足で立川市防災館を見学するため、導入としてこちらの紙芝居を利用して読み聞かせを行いました。

<内容>

普段の活動と同様、帰りの会で読み聞かせを行いました。ポイントとなる『あおにんじゃ』が子どもたちにしっかり伝わるよう、ゆっくりはっきり読むようにしました。それぞれの動作も「みんなも一緒にやってみてね」と声をかけると、紙芝居の絵を見てまねする姿が見られました。

その後も話の中で、『あおにんじゃ』が出てくると自然とまねをして体を動かし、隣の友達と顔を見合わせて確認していました。子どもたちにとっても印象的だったようです。読み終えた後、再度、『あおにんじゃ』を一つずつ確認すると、よく覚えていて、元気に答えることができました。

紙芝居を聞きながら、『あおにんじゃ』のだんごむしを一緒に行っている様子
翌日、防災館へ行き地震体験をしている様子

<感想>

児童

  • 『あおにんじゃ』のだんごむしを自分でもやってみて楽しかった。忘れないようにしたい。

教員

  • 話の内容も子どもたちにとってわかりやすい内容で、『あおにんじゃ』という例えも興味を持つことができました。すぐに友達と一緒にまねることができるものだったのもよかったです。
  • 翌日に立川防災館に行くこともあり、子どもたちにとって興味がもてるタイミングで読むことができました。『あおにんじゃ』は子どもたちもすぐに覚えてまねしていたので、毎日行っている避難訓練の後にもくり返し紙芝居を利用し、避難の仕方を定着できるようにしていきたいです。(担任)

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