助成団体紹介
2021活動報告|経済的に困難を抱える高校生のプログラミング学習支援
特定非営利活動法人CLACK
1年目の助成期間を終え、実行項目の1つである「プログラミング体験」についてご報告いただきました。
事業の詳細などは以下からご覧ください。
【助成先訪問】高校内カフェとプログラミング教室を訪問しました!
採択団体一覧|2021年度<経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成>
Tech Runwayの概要、結果 Tech Runway 参加者の声 2拠点目開設について 1年間の総括および次年度の取り組み概要と抱負
Tech Runwayの概要、結果
Tech Runwayは、高校生限定で開講する、大阪のプログラミング教室です。体験会321人、Tech Runway55人が参加しました。ほとんどの生徒が決まった期間(新大阪4・5期は5ヶ月間、新大阪6期・堺1期は3ヶ月間)のプログラムを完走しました。
また、そのうちの大部分の生徒が自作のアプリやサイトを作成することができました。
プログラミングスキルだけではなく、どの期でもアンケート結果は向上し、自己肯定感の向上やキャリア観の広がりなども見られました。
Tech Runway 参加者の声
体験会に参加した高校生の中から以下のような声を聞くことができました。
「疑問に思ったことや質問に対して、詳しく教えてくれたり話しやすかったのでとても過ごしやすったです。」
「皆さんの雰囲気がとても良く、居心地の良い空間でした。」
「今日の体験で、今までに体験しなかったことや知らなかった事を知られて良かったと思っています。リアルプログラミングゲーム、VR、ドローンをしましたが、どれも楽しくて来て良かったです。」
高校生にとってVRなどが楽しかっただけでなく、スタッフの丁寧な対応によって居心地の良い空間になっていたと考えています。
2拠点目開設について
会場の変更に伴い、連携先の変更などが何度か発生し、対応に追われることが多くありました。また、新大阪も同時に実施している中で、教室の質を担保する方法を確立することが立ち上げ当初は難しかったです。 質の担保をするためにTech Runway事業部長が拠点に行き、大学生インターンにフィードバックをする頻度を増やしました。それと同時に教室の声も吸い上げ、大学生インターンとともにすべての教室で共通する雛形を作成し展開することで対応を行いました。
1年間の総括および次年度の取り組み概要と抱負
複数拠点を展開していく上での非常に重要な1年だったと考えています。教室の標準化を2拠点目の展開と同時に実施する必要があったため非常に難しい1年でしたが、そのなかで実現したい教室の姿が明確にすることができました。3拠点目となる東京での展開に向けて、体験会や教室運営のマニュアルだけでなく育成体制などの標準化も進めていきます。
平井大輝 さん
大学在学中に貧困家庭の子どもへの学習支援活動を経て2018年6月CLACKを立ち上げ・代表に就任。
2018年8月 TOMODACHI-Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership Programに選出。
2020年3月 大学を卒業、理事長として専任で従事開始。