助成団体紹介
2025活動報告|傷つきを抱えたこどもへのアウトリーチ支援の深化
認定特定非営利活動法人 オリーブの家
2年目の助成期間を終え、活動の成果をご報告いただきました。事業の詳細などは以下からご覧ください。
傷つきを抱えた子どもに生きる力を育む地域連携体験学習/孤立防止オリーブキッズサポートランチ宅配事業
事業の概要
2025年度の取り組み
1年間の振り返り
3年目に向けて
今後の展望
扉の向こう側にある「希望」へ会いに行く!その先にある笑顔を信じて
2025年度、私たちは「アウトリーチ(こちらから会いに行く支援)」を活動の柱に据え、孤独や不安を抱えるこどもたちの元へ歩みを進めてきました。
心とお腹を満たす「3つの柱」
この1年で痛感したのは、「学校でも家でもない、第3の居場所」の重要性です。
・3年目(2026年度)の展望:地域の宝であるこどもたちを守るために
皆様と共に育む未来
2017年ヒューマンキャンパス高等学校卒業
2024活動報告|傷つきを抱えたこどもへの体験学習と訪問型食支援で、こどもたちに変化が
事業の概要
「安心できる人との繋がり」こそが、こどもたちが自ら変わろうとする力の源になるということです。今年度は、その繋がりをより太く、より専門的に深める1年となりました。
2025年度の取り組み
1. 自然の中で「自分」を取り戻す体験学習
昨年度に続き、乗馬セラピーや自然体験、職業実践体験を実施しました。
心の変化...初めて馬に触れる緊張が、いつの間にか「できた!」という自信に変わる。昼食作りでは役割を担うことで、「自分が必要とされている」と実感する。
洋服のコーディネートという仕事に夢ができたこどももいます。
こどもたちの成長...昨年度参加した子が、今年は初めて参加する子の手を引く。そんな「支えられる側から支える側へ」という小さな、しかし大きな社会性の芽生えを多く目にすることができました。
2. 孤独から満足へ「オリーブキッズサポートランチ」
長期休暇中、家で一人で過ごすこどもたちに、温かいお弁当を届けました。
食支援のその先へ...お弁当は、家庭の扉を開けるための「鍵」でもあります。訪問時カウンセラーやスタッフが何気ない会話を交わす中で、学習の悩みや家族関係の SOSをキャッチし、適切な支援へと繋いでいきました。
1年間の振り返り
参加したこどもたちからは、「はじめて自分の本当のことを話せた」「夢ができた」といった声が寄せられました。
また、不登校だったお子さんが、活動を通じて「他者と関わる喜び」を再発見し、学校復帰を果たした事例もありました。保護者の方からの「家で宿題をするようになった」「会話が増えた」という喜びの声は、私たちスタッフにとっても最高のギフトです。
3年目に向けて
次年度、私たちはさらなる進化を目指します。
1. 専門職チームの強化
心理士や専門職との連携を強固にし、困難を抱えるお子さん一人ひとりに寄り添ったサポート体制を確立します。
2. 知見の共有とエリアの拡大
倉敷市・津山市での経験をモデル化し、より広い地域へ支援を届ける準備を進めます。7月にはひとり親家庭サポート団体全国協議会に参加予定で、10月には岡山市での全国シェルターネットシンポジウムにて、私たちの「ペット共生型シェルター」等の取り組みについても発表する予定で、今回の事業を広げるお知らせする機会を予定しております。
3. 「こちらから会いに行く」の継続
11月のプロジェクト報告会に向け、3年間の集大成として、こどもたちの変化を確かな形(成果報告)にしてお届けします。
今後の展望
「また来て欲しい」「ごはんを一緒に食べたい」。
こどもたちの素直な願いに応え続けることは、社会の未来を守ることだと信じています。ベネッセこども基金様をはじめ、活動を支えてくださる全ての皆様、そしてこれから出会うこどもたちへ。私たちはこれからも、一人ひとりの心に寄り添い、共に歩んでまいります。
まだ支援が届いていないこどもたちのために、私たちは明日も「会いに行く支援」を大切にしていきます。
山本礼知 さん
2017年12月~2019年3月 フィリピン留学、オーストラリアにワーキングホリデー留学
2019年4月~2021年3月 大阪外語専門学校 キャビンアテンダント・エアライン科 キャビンアテンダント専攻
2021年4月~2022年3月 スカイマーク株式会社 キャビンアテンダントとして乗務
2022年4月~現在 京都橘大学 健康科学部心理学科 通信課程在籍
2017年11月~2021年3月 オリーブの家監事
2021年4月~理事
2022年4月 京都橘大学 健康科学部心理学科 通信課程 入学
2022年4月~事務局として実務に携わる
2023年5月13日より新理事長に就任
2026年3月 京都橘大学 健康科学部心理学科 通信課程 卒業