＜2022年度活動 重い病気を抱える子どもの学び支援活動助成 ８団体を対象に9月5、6日交流会を開催＞

ベネッセこども基金では、助成による支援に留まらず、助成団体間の交流や相互の知見やノウハウ共有等のサポートにも取り組んでいます。その活動の一つに、全助成団体参加型の交流会を毎年実施しています。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、2020、2021年度は完全オンライン開催でしたが、今年度は感染防止対策を十分に行い、対面＆オンラインのハイブリッド形式で開催しました。交流会の概要や様子について、ご紹介します。

交流会1日目　お互いを知る・困りごと他団体に聞いてみたいことディスカッション

1日目は、団体様同士の活動をより深く知っていただくために、自己紹介および事業内容をご発表いただきました。また、困っていることや他団体に聞いてみたいことを共有いただき、自団体の課題解決のヒントを持ち帰っていただけるようにディスカッションを行いました。「理解者、寄附者の獲得」「組織内外の関係構築や協働推進」「新型コロナウイルス感染対策として活動が制限されていることへの対応方法」などがテーマに挙がりました。

交流会2日目　横浜こどもホスピスプロジェクト「うみとそらのおうち」見学

2日目は、採択団体である横浜こどもホスピスプロジェクト様にご協力いただき「うみとそらのおうち」を見学させていただきました。代表の田川さんに設立までの経緯や施設のこだわりポイントなど、1時間かけてじっくりとご紹介いただきました。参加者からは「感動して涙がでました」「自分の子どもが病気療養していたときに利用したかった」などの声が上がりました。※「うみとそらのおうち」の詳細については、 こちらの記事 も是非ご覧ください。

事務局より、交流会を振り返って

久しぶりに実際にお会いして交流することができ、オンラインでは難しい人との深い繋がりや実際に見聞きしたり体験したりすることの良さを改めて感じることができました。交流会をきっかけに、団体同士で今後連携しあおうとお話されている様子も見られました。志を同じくする団体同士の横のつながりが広がることで、領域全体の拡大にもつながることを期待したいと思っています。改めてご参加いただいた皆様、ありがとうございました。